TBCフラットの基礎知識 特徴とメリット
タブチ(TBC)のフラットという水栓を聞いた事はありますか?
『初めて聞いた』という方もいれば、『気に入って使っているよ』という方も少なくないかもしれませんね。
TBCフラットとは、通常の洗濯用蛇口が壁から飛び出しているタイプの水栓とは違い、壁に埋め込まれているタイプの水栓のことです。多彩なバリエーションを持ち、洗濯用水栓としての活躍はもちろんのこと、ランドリーやガーデニングなど、さまざまな目的に応じて選択できます。
そして新築にもリフォームにも適しており、限られた空間において、蛇口を壁内に埋め込むことでデザイン性を向上させ、有効スペースを広げることが可能な優れた水栓です。

TBCフラットの種類別ガイド
洗濯機用水栓コンセントとしてのTBCフラットハンドルの代表的な2種類を以下にご紹介いたします。
- タブチ 埋め込み型フラット単水栓
水栓本体を壁内に内蔵することで、洗濯機や乾燥機の設置スペースを広く確保できる洗濯機用水栓コンセントです。ランドリールームをスッキリと整理でき、見た目もスマートに。ホースの引っかかりや水栓の飛び出しがないため、お掃除もしやすく、安全性も向上できる単水栓です。 - お湯も使える埋め込み型混合水栓
混合水栓は、フラット単水栓と同じく水栓本体を壁内に内蔵できる洗濯機用水栓コンセントなのですが、それに加えて、お湯と水の両方が使える水栓なのです。お湯と水の両方が使えることから皮脂汚れや頑固な汚れが落ちやすくなり、冬場でも冷たい水に悩まされることなく快適な洗濯を実現してくれます。ワンランク上の洗濯環境を求める方に最適な水栓コンセントと言えるかもしれませんね。
便利さの裏に潜むTBCハンドルのリスク
TBCハンドルは、見た目の美しさや使い勝手の良さから多くの住宅で採用されています。しかし、その便利さの裏には見落としがちなリスクが潜んでいます。こちらでは、TBCハンドルのリスクについて、いくつかご紹介させて頂きます。
メンテナンス性が低下
TBCハンドルは、前記したとおり配管部分を壁中に埋め込む構造のため、水栓の交換を行う際には壁を開口する必要があり、通常の水栓に比べて手間や費用がかかります。
特に、経年劣化やトラブルが発生した場合、交換作業が複雑になるため、修理にかかる時間や費用が増える可能性があります。頻繁に交換するものではないとはいえ、いざ交換が必要になった際にスムーズに作業できるかどうかを事前に考慮しておくことが重要です。
老朽化に気が付きにくい
TBCハンドル水栓は壁内に埋め込まれるため、通常の水栓のように劣化の進行を目視で確認することが難しい水栓です。
パッキンや内部の部品が劣化して水漏れがしても外からは異常を察知しにくく、壁の手前側の水漏れや部品の破損が発生して初めて問題に気づくケースが多いです。特に、長期間使用していると、知らぬ間に水漏れが進行し、壁内のカビの発生や構造材の腐食といった二次被害につながる可能性もあります。定期的な点検を行い、問題が発生する前に適切なメンテナンスを実施することが望ましいでしょう。
部品の入手性が限定的
TBCハンドルは一般的な水栓とは異なり、メーカーごとの仕様に依存する部分が多いため、交換部品の入手が難しい場合があります。特に、設置から長い年月が経過すると、同じ型の部品が廃盤になっている可能性があり、修理が困難になることもあります。

川越市で発生したTBC埋め込み水栓のトラブル事例
水栓トラブルの修理には、まず止水作業が必要です。これを行わないと、作業中に水が噴き出してしまう恐れがあります。元栓をしっかり閉めたことを確認してから、修理作業に取り掛かります。
TBCフラット単水栓のハンドルが回らない
ある日、お客様から「タブチの洗濯水栓のハンドルが固まって回らない」とのご連絡を受け、現場へ急行しました。到着して状況を確認すると、長年の使用によるカートリッジの劣化が原因と判明。経年劣化により硬化や摩耗が進み、内部の可動部分がスムーズに動かなくなってしまい、固まって動かないという現象が起こっていたのです。
- ハンドルと内部のバルブパーツの取り外し
まず、ハンドル部分を慎重に取り外し、中のバルブパーツを確認しました。 - バルブパーツの交換
当社で適合する互換品のバルブカートリッジの準備があったため、古くなったバルブカートリッジと慎重に差し替え作業を行いました。 - 組み立てと漏水チェック
すべて元通りに戻し、元栓を開けて水漏れがないかを確認。依頼主様は、「すっきりコンパクトに利用できるこの水栓を気に入っていたが、故障することは考えていなかったから驚きました。これからはその可能性も視野に入れて使うので、また何かあれば相談させてください」とおっしゃってくださいました。
TBCフラット単水栓の水漏れ修理
別のお宅では、「タブチ蛇口のホース接続部からポタポタ水が漏れる」とのことで訪問しました。確認すると、ノズル部がわずかに変形いることが原因でした。ノズル部は長期間の使用によって水圧の影響を受けたり、劣化が進行して変形したり表面が荒れたりします。その結果、適切に密閉できず、水が漏れ続けてしまっていました。
- ノズル部の交換
カバーを取り外した状態でノズルパーツを取り外して新しいノズルパーツを取り付けます。 - 組み立てと漏水チェック
カバーを取り付けた後に元栓を開けて水漏れがないかを確認。お客様からは、「壁に水漏れがしみてしまうと壁も腐ったりして修理しないといけなくなるところだったので、早めに対処してもらえて助かった」と感謝の言葉をいただきました。
TBC洗濯混合水栓の水漏れ修理
最後に訪れたお宅では、「洗濯機の水栓から水が止まらない」とのことで、急ぎ対応しました。原因を調べたところ、使用中の振動や経年変化でナットが緩み、水がにじみ出ていたことに加え、吐水口の内部にある内部パーツが劣化していることが判明しました。

依頼主の方は家庭用の縦型洗濯機を使用されており、9kgほどの容量がある機種でした。しかし、毎回それ以上の量を入れて洗濯していたとのことで、洗濯機が大きな振動を立てることもありました。これがナットの接続に多少なりとも影響を与えていた可能性があります。
- スパウトとハンドルの取り外し
まず、スパウト部分を慎重に取り外し、中の状態を確認しました。ハンドルも取り外して、内部のナットの緩み具合をチェックしました。 - スパウトの再取り付け
劣化した吐水口のパーツを新品に交換し、モンキーレンチを使ってナットをしっかりと固定しました。これにより、水漏れの再発を防ぐことができます。 - 最終チェック
元栓を開け、しばらく水を流しながら漏れがないかを確認。お客様も「最近、洗濯機の振動が気になっていたけど、まさか水栓に影響を与えていたとは思わなかった」と驚かれていました。無事に修理が完了し、安心して使える状態になりました。
今回の修理対応では、それぞれの原因に応じた適切な対応を行い、すべてのお宅で水栓が正常に機能するようになりました。
まとめ
TBCハンドルは、壁内に埋め込むことでスペースを有効活用でき、デザイン性にも優れた水栓です。しかし、その一方で、メンテナンスが難しく、老朽化に気づきにくいといったリスクも伴います。特に、この記事でご紹介した事例のように、経年劣化によるハンドルの固着や水漏れは、トラブルが発生して初めて気づくことが多く、場合によっては修理の際に壁を開ける必要があることもあります。
あまり知られていない情報ですが、実はこのハンドル内部にあるバルブパーツは六角ネジではないため、一般的な工具では回らない形状と仕様になっています。
ネジ部が壁の中にあるため、水栓を壊さない様に修理をするためには特殊な工具が必要です。
TBCフラットの修理に対応している業者が少ないのは、ほとんどの業者がこの特殊工具を持っていないためだと思います。
川越市では「TBCハンドルが回らない」「水漏れしている」といったご相談が寄せられており、当社にも多くのお問い合わせをいただいております。そのため、特殊工具を用意し、豊富な実績を積み重ね、確かな修理技術を磨いてまいりました。もしTBCハンドルの不具合でお困りの際は、ぜひ当社にご相談ください。水道局指定業者として、安心・安全な水回り環境をしっかりとサポートいたします。
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