はじめに
日常生活の中で、うっかり小さなものをトイレに流してしまった経験はありませんか?
今回は、川越市で実際にあった「検尿カップをトイレに流してしまったことによる詰まり修理」の事例をご紹介します。
検尿カップが原因でトイレが詰まるケースはそれほど多くはありませんが、ゼロではありません。
特に、高齢者の健康診断や小・中学生の学校検診など、ご家庭で検尿を行う機会は意外と多く、病院や介護施設などでも同様のトラブルが発生するリスクがあります。
今回の事例では、小さなお子様の思わぬ行動がきっかけとなってトイレが詰まってしまいました。
同じような状況でお困りの方の参考になればと思い、この記事にまとめています。ぜひ最後までご覧ください。
【実際の修理事例】川越市でのトイレ詰まり対応

川越市にお住まいのお客様から、「子どもがトイレに検尿カップを流してしまい、水が詰まってしまった」とのご相談をいただきました。
詳しくお話を伺うと、小学校での健康診断があり、朝、ご自宅で検尿中にうっかり検尿カップをトイレに流してしまったとのことでした。
今回流してしまった検尿カップはプラスチック製のもので、折り畳めるタイプ…
流した直後から水の流れが悪くなり、何度か流してみても水がうまく引かず、便器内の水位が上がってくる状態に。異物詰まりの可能性が高いため、すぐに現地へ伺い、点検を行いました。
調査の結果、検尿カップは便器内部の排水路付近に引っかかっており、水流では奥まで流れきらず、排水を妨げている状態でした。
今回は便器を一度取り外し、排水口側から慎重に異物を取り出す作業を実施。カップは原形を保った状態で発見され、破損や便器本体への損傷もなく、無事に取り除くことができました。
その後、便器を再設置し、動作確認を行ったところ、トイレは問題なく使用できる状態に復旧しました。
今回は異物が排水管の奥まで達していなかったため、便器の脱着のみで作業が完了し、大掛かりな工事には至らず比較的スムーズな対応が可能でした。なお、もし異物が床下の排水管の奥深くまで流れ込んでいた場合は、配管を一部切断して取り除く必要が生じることもあります。そうなると工事の手間や作業時間が増え、修理費用も大きくなる可能性があります。
トイレに検尿カップを流すとどうなる?

検尿カップには、紙製のタイプとプラスチック製のタイプがあります。
紙製のカップであれば、水に溶ける素材でできているため多少は分解されやすいですが、それでも厚手の紙が排水路に引っかかると詰まりの原因になります。
一方、プラスチック製の折りたたみタイプは、水に溶けることはなく非常に軽いため、便器や排水路の途中に引っかかりやすいのが特徴です。
トイレの水流では最後まで流れきらず、途中でとどまってしまうと、そのまま排水の妨げになり、詰まりや逆流、水漏れなどの二次トラブルにつながる可能性があります。
さらに注意が必要なのが、トイレの排水路の構造とサイズです。
一般的な家庭用トイレの排水路は、直径およそ7〜10cm程度の管で構成されています。
一方で、検尿カップの口径はおよそ7センチほどあり、形状によってはこの排水口にほぼぴったりはまり込んでしまうサイズです。
特に途中でカップが回転したり折れ曲がったりすると、排水路に強く引っかかりやすくなり、水の流れを完全に遮断してしまうこともあるでしょう。
タンクレストイレや節水型トイレでは水流の勢いが控えめな設計になっているため、こうした異物がより詰まりやすくなります。
見た目は小さくても、トイレにとっては大きな障害物になってしまうのです。
詰まりの場所はどこ?水の流れ方でわかる詰まりの位置
異物がどこに引っかかっているかは、水の流れ方からある程度判断することができます。
- 水が少しずつ引いていく場合:便器内で詰まっている可能性が高い状態です。
- まったく流れず、水位が上がってくる場合:便器の奥、もしくは排水管で詰まりが発生している可能性があります。
- 一度流れたように見えても、すぐに水が戻ってくる場合:排水管の途中で詰まりが起きているサインです。
このように、水の流れ方を見ることで詰まりの位置をある程度見極めることができます。検尿カップなどの異物を誤ってトイレに流してしまった場合は、無理に水を流さず、状態を悪化させないことが重要です。
既に流してしまっている場合でも、トイレの様子を観察できるようであれば、水の動きや水位の変化を確認し、詰まりの位置を予測してみてください。
万が一流してしまったら?自分でできる応急処置とNG対応
自分で取り除けるケースとは?
もし、異物が便器の手前にあり、目視、手で確認できる場合は、ご自身で取り出せる可能性があります。
しかし、便器の奥や床下の配管まで流れ込んでしまうと、配管を一部切断して取り除く必要が生じることもあり、修理費用が増えてしまう可能性があります。
そのため、状況が少しでも不安な場合は無理に取り出そうとせず、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
早期対応が、被害と費用の拡大を防ぐポイントです。とはいえ、それでも「まずは自分で試してみたい」と考える方もいらっしゃるかと思います。その場合は、上記のリスクを理解したうえで、くれぐれも慎重に作業を行うようにしましょう。
便器内に詰まった異物を取り除く際の方法と注意点

https://jp.toto.com/support/tips/toilet/kaiteki/shikumi/
トイレに異物を流してしまった場合、抵抗がある方もいるかと思いますが、便器に手を入れてみて、手の届く範囲に引っかかっていないか確認してみるといいでしょう。
便器の内部構造は、上記のイラストにもあるように、水が溜まっている部分の奥が一度上り坂になり、その先で大きくカーブして下り坂へと続く形状になっています。このカーブ部分は「せき」と呼ばれ、異物が引っかかりやすい場所のひとつです。
ただし、便器内の排水口は開口部が狭く、手を差し込めるのはごく手前の10センチ程度に限られます。「せき」付近まで手を届かせるのは非常に難しいため、異物が奥に入り込んでいる場合には、手での取り出しは現実的ではありません。
一方で、排水口のすぐ手前に検尿カップが引っかかっているのを発見できた場合は、奥に押し込んでしまわないように注意しゆっくりと取り出しましょう。

その際、ゴム手袋などを装着して直接手で取り出すのが安全です。衛生面を考慮し、必ず使い捨ての手袋や厚手のビニール手袋を使用してください。
針金ハンガーや棒状のものを使って無理に取り出そうとすると、便器を傷つけたり、異物をかえって奥へ押し込んでしまう可能性が高く危険ですので注意してください。作業前に、便器内の水をバケツや容器で外に出しておくと、異物の確認がしやすくなり、取り出しやすくなります。
まとめ
川越市でのトイレ修理は当社におまかせください
トイレの詰まりは、予期せぬタイミングで突然発生します。中でも、検尿カップや尿取りパッドなどの異物をうっかり流してしまったことによる詰まりは、放置することで状態が悪化し、水漏れや逆流といった深刻なトラブルに発展する恐れもあります。
当社では、川越市および周辺エリアを対象に、トイレ詰まりや水回りのトラブルに迅速対応しております。
- 現地調査からその場での詰まり除去までワンストップ対応
- 経験豊富なスタッフによる丁寧な作業(水道局指定事業者)
- 便器の取り外しや高圧洗浄などの専門作業も対応可能
- 作業前のお見積もりと丁寧な説明で安心
ご家庭での健康診断やお子さまの学校検診などで使われた検尿カップや紙コップの誤投入にも、確かな知識と技術で対応いたします。
「これって詰まってるかも?」「もしかして流してしまったかも…」といった小さな不安でも大丈夫です。お気軽にご相談ください。
早めの対処が、修理費用や被害の拡大を防ぐポイントです。
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