日々使用している洗面台の下をふと覗いてみたら、排水管の表面に白い粉が付着している…
当社には上記のようなご相談が多く届いております。
この白い粉の正体とは何なのか、放置するとどのような問題が生じるのか、そしてどのように対処すべきなのか。
今回は、排水管に付着する白い粉の原因を、実際の修理事例を交えて詳しく解説します。
洗面台の排水管に白い粉がつくのはなぜ?

排水管の表面に発生する白い付着物とは?
洗面台の排水管に付着する白い粉状の物質は、一般的に「白サビ」と呼ばれています。
白サビは、金属の酸化や水道水に含まれる成分の沈着など、さまざまな要因によって発生するものです。
とくに古い住宅に多く見られ、金属製の排水管やナットの周囲、継ぎ目部分などに目立って現れます。
単なる汚れやホコリとは異なり、指でこすっても簡単には取れず、粉がボロボロと剥がれ落ちるような感触があります。
長年の使用による劣化との関係
排水管の白い粉の発生は、ただの汚れではなく、「経年劣化のサイン」であることがほとんどです。
配管は日々、水や湿気にさらされているので少しずつ腐食や変色が進んでいきます。
特に10年以上使用している配管では目に見えない部分で腐食が進行しているケースが多く、白い粉がその兆候として現れるのです。
長年使用されてきた配管では、表面の防錆処理が剥がれ、金属がむき出しになっている場合もあります。
こうした状態では腐食のスピードも速くなり、内部から脆くなっていくリスクが高まります。
白い粉を放置するとどうなる?
白い粉が見られても、「今すぐ困っていないから」と見過ごしてしまう方も多いようです。
しかし、目に見える現象の背後では、確実に劣化や腐食が進行している可能性があります。
配管の劣化や腐食の進行

白い粉の正体が金属の酸化によるものである場合、放置すると腐食がさらに広がっていきます。
特に継ぎ目やナットの部分は水分が溜まりやすく、腐食が起こりやすいため、やがて穴が開いたり、写真のように折れてしまうリスクも。
配管の劣化が進行すると、配管全体の耐久性が低下して水漏れが発生し、洗面台下の床や壁にまで被害が及ぶことも十分に考えられます。
水漏れ・詰まりが発生するリスク
腐食が進んだ排水管の内部では、白い粉や金属片が剥がれ落ち、流れにくくなる原因になります。
その結果、排水の流れが悪くなり、つまりや悪臭の原因になることも。
特に石鹸カスや髪の毛などと絡み合ってしまうと、配管内に固着し、清掃だけでは取り除けなくなってしまいます。
水漏れやつまりは突然発生する場合もあり、発見が遅れると被害が拡大しやすくなるので注意が必要です。
川越市で排水管に白い粉が付着した修理事例
実際に川越市で当社が対応した排水管修理の中から、特に多かった白い粉のトラブルに関する事例を2件ご紹介します。
いずれも早めにご相談いただけましたので、大きな被害を未然に防ぐことができました。
事例①:排水管の水漏れと劣化による交換

修理前の状態と経緯
お客様は、洗面台の下から「ポタポタ」と水滴が落ちる音に気付き、当社へご連絡くださいました。
事前に排水管の写真を送っていただき状況を拝見したところ、白サビの発生が確認できましたので、排水管の交換をご提案。
交換に必要な費用のお見積もりをご提示し、すぐに作業してほしいとのご依頼を受けましたので、当社スタッフが対応に伺いました。
修理作業の流れとポイント
まずは洗面台下の既存の鉄製排水管を取り外し、内部の腐食状況を丁寧に確認。
調査の結果、腐食は配管全体に広がり始めており、今後の漏水リスクを考慮して、部分的な補修ではなく配管全体の交換を実施することに。
交換作業では、今後のサビや腐食の再発防止を重視し、耐久性に優れた樹脂製の排水管を採用しました。
修理後の状況
交換後は水漏れが完全に止まり、排水管周辺もすっきりとした印象に。
お客様からは「すぐに対応してもらえて安心した」とのお声をいただきました。
事例②:排水管の詰まりと白い粉の影響
相談に至った経緯
別のお客様からは、「最近、洗面所の排水が非常に遅い」というご相談をいただきました。
現地確認を行うと、配管内で白サビが硬く固まり、つまりを引き起こしていたことが判明しました。
つまりの原因と対応
白サビが長期間にわたって蓄積し、ミネラル分が石のように固着した状態でした。
排水管内には髪の毛や石鹸カスも混ざっており、通常の洗浄では取り除けないため、高圧洗浄を実施。
内部が綺麗に洗浄されたことで、排水の流れもスムーズになりました。
お客様の声
「まさか白い粉が原因だったとは思わなかった。これからはこまめにチェックします」と、予防意識も高まったようです。
洗面台の排水管に白い粉が発生したら早めの対応を
「まだ大丈夫だろう」と放置してしまうと、後々大きなトラブルを招く原因になります。
白い粉が見える段階で早めに対処することが、配管トラブルを防ぐ第一歩です。
専門業者に依頼するタイミング
- 白い粉が排水管に付着している
- 排水の流れが悪くなってきた
- 洗面台下からカビ臭や異臭がする
これらの症状に気付いたら、専門の水道業者に相談するのが最適です。
市販の薬剤やDIYでは一時的な改善にとどまり、かえって配管を傷めてしまうリスクもあるので、無理に自分で対処せず、早めに専門業者へ相談しましょう。
川越市で排水管に白い粉が付いた修理なら「くらしのメンテナンス」
当社は川越市を拠点に、地元密着で数多くの水道修理に対応してきました。
白い粉や配管の腐食によるトラブルにも熟練のスタッフが迅速に対応いたします。
修理費用の目安
- 洗面排水管の交換:16,500円〜44,000円(税込)
※費用は部品の材質、配管の構造、使用メーカー、排水栓のタイプにより異なります。
お客様のご要望と現場の状況に応じて、最適な修理プランをご提案いたします。
写真見積もりの流れ
当社では、お客様にとって便利でスピーディーな対応を実現するために「写真見積もりサービス」を推奨しております。
特に、日中お忙しくて立ち会いが難しい方にご好評いただいており、写真をメールに添えて送っていただくだけで、現地確認しなくても概算見積もりが可能です。
1. メールから無料見積もりの申し込み
まずは、当社の「メールフォーム」から無料見積もりをお申し込みください。
見積もりの精度を高めるために、以下のポイントを押さえて撮影してください。
- 洗面水栓と排水管が一緒に写るように斜め横から撮影
- 洗面台の収納内にある品番シールが見える写真も1枚
※シールは収納の左右どちらかに貼られていることが多いです。
2. 写真確認・見積もり作成
お送りいただいた写真をもとに状況を確認し、メールにて概算のお見積りをご案内いたします。
写真だけで状況の判断が難しい場合は、現地調査(下見)にお伺いして正式な見積もりを行います。
※無理に即決を迫るようなことは一切ありませんので、まずはお気軽にご相談ください。
3. 見積もりのご検討
見積もりを取ったからといって、必ずご依頼いただく必要はございません。
ご家庭のご都合やご予算に合わせて、じっくりご検討いただいて構いません。
「今回は見送ります」というご判断でもまったく問題ありませんので、まずはお気軽にご相談ください。
また、お急ぎの場合はお電話でのご連絡も可能です。専門スタッフがすぐに対応いたします。
まとめ
洗面台下の排水管に現れる白い粉は、放置しておくと水漏れや詰まりなど、大きなトラブルを招く原因となります。
川越市でそのような症状にお困りの方は、ぜひ早めに専門業者へ相談してください。
当社では、豊富な実績と確かな技術で、皆さまの安心・快適な生活をサポートいたします。
まずは写真見積もりからお気軽にお問い合わせください。
ご相談・お申し込み
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