その原因のひとつが、トイレと床の間にあるフランジやフランジパテの劣化です。名前自体初めて目にするといった方も多くいらっしゃることと思いますが、フランジやフランジパテはトイレ下で水漏れを防ぐために重要な役割を果たしている部品なんです。
トイレにフランジが使用されていた時期は今から20年以上なので最近のトイレで新たに使用されている例はほとんど見られませんが、現在もフランジが使われているトイレを利用している方はもちろんいらっしゃいますし、フランジが使われているトイレ利用者さまから水漏れ修理のご依頼を頂くこともございます。
本記事では、そんなフランジの役割や水漏れ事例、水漏れを防ぐための注意点などを詳しく解説します。
フランジとフランジパテはトイレの排水を支える縁の下の力持ち
最初に、フランジとフランジパテについてもう少し詳しくお話させて頂きます。フランジとは、便器と排水管の接続部分に取り付けられる重要な部品であり、密閉性を高めて水漏れや悪臭の発生を防ぐ役割を果たします。このフランジは主に樹脂やプラスチックの素材で作られており、どちらの素材のフランジも柔軟性と耐久性に優れ、接続部分にしっかりフィットして隙間を塞ぐ構造になっています。また、高い耐久性を備えているため、長期間にわたって安定した密閉性を維持することができます。
これに対し、フランジパテはフランジの補助として使用されます。柔らかく成形可能な性質を持ち、フランジと便器の間にできる微細な隙間を埋める役割を担います。これにより、水や空気の漏れを徹底的に防ぎ、密閉性をより高める仕組みです。
フランジとフランジパテの劣化原因
フランジとフランジパテが劣化する原因は、経年劣化や湿気、頻繁な使用による摩耗です。樹脂製フランジは年月とともに硬化して弾力を失い、プラスチック製も経年劣化の影響で亀裂が生じてしまうことがあります。また、フランジパテも乾燥によってひび割れが発生し、防水性能が低下します。このようにして劣化が進むと、排水管との接続部分から微量の水が漏れ出し、やがて床下や周辺部分を濡らす原因となります。さらに、悪臭が漏れ出すことで快適なトイレ環境が損なわれる恐れもあります。

あなたのお宅のトイレは?フランジが使われているかどうか見極める方法
そもそも自宅のトイレがフランジを使用しているものかどうか、お分かりになりますか?実は、トイレの外見から見極める方法があるんです。便器の左右に2本ずつボルトで固定されている場合はフランジを使用している可能性が高く、20年よりも新しいトイレでは左右に1本ずつのボルトで固定されており、フランジは使用されていないトイレである可能性が高いです。ぜひ参考にしてみてください。

トイレの床に広がる水たまり、一軒家で起きたフランジの問題
藤さん(仮名)から、「トイレの床に水が溜まるようになり、拭き取ってもすぐにまた濡れてしまい困っています。自分達で何とかしようとも思いましたが原因がどこなのか全くわからず…」との相談がありました。藤さんは50代の主婦で、築20年以上のふじみ野市の一軒家にご家族4人で暮らしており、家族全員が毎日使用するトイレのトラブルに困っていました。現場では、トイレと床の接続部分から微量の水が漏れ続けており、床に水たまりが広がっているのを確認。調査を進めた結果、フランジと便器の接続部が密閉性を失っていることが分かりました。具体的には、フランジと便器の間にわずかな隙間が生じ、その隙間から排水時に水がしみ出していたのです。水はフランジ下部からじわじわと流れ出し、床材の隙間から浸透して広がっていました。この状態を放置すると、水が床材を傷めるだけでなく、カビの発生や悪臭の原因にもなります。
家族が安心して使えるよう、フランジとフランジパテを新しいものに交換し、密閉性を回復させることで迅速に対応しました。

トイレの交換がオススメ
ふじみ野市の藤さまのお宅では、フランジとフランジパテの交換で対応させて頂きましたが、今回のようなトイレの水漏れトラブルの場合、当社では修理よりも新しいトイレへの交換をおすすめします。前記しました通り、フランジを使用したタイプは現在では生産されていないことが多く、もしトラブルなどが生じた際に、代替え部品の入手が困難で修理対応が限られるケースが考えられるためです。また、フランジやフランジパテは経年劣化によって再度水漏れを引き起こすリスクが高いため、根本的な解決を図るには最新型のトイレへの交換が有効です。新しいトイレは密閉構造が一体化されており、フランジを必要としないモデルがほとんどです。これにより、水漏れや悪臭の発生リスクを大幅に低減できます。また、節水性能や洗浄機能も向上しており、使用感やランニングコストの面でもメリットがあります。
今回の事例でも、藤さまに『これから長く快適に使えるトイレ環境を整えるために、トイレ自体の交換はいかがですか?』とお伝えしたところ、『前向きに検討してみるよ。その際はまたよろしくね』と、お返事を頂きました。
フランジの劣化で起きるトイレ下水漏れを未然に防ぐコツ
以下に述べる注意点を軽視すると、トイレ下の水漏れだけでなく、排水が適切に流れず悪臭が広がる、さらには床材の腐食やカビの発生といった深刻な被害に繋がる可能性があります。被害を未然に防ぐために適切な対応を心掛けましょう。フランジの寿命とフランジの異変を見極めるポイント
フランジの寿命は、おおよそ10年から15年程度とされています。ただし、使用頻度や環境条件によって寿命は前後いたします。そこで、経年劣化による硬化やひび割れ、密閉性が低下して水漏れを引き起こす可能性を見極めるポイントを以下にいくつかご紹介させせいただきます。- 便器周辺に水漏れや湿気が感じられる
フランジの密閉性が低下し、排水管との接続部分から水が漏れている可能性があります。 - トイレ周辺で悪臭がする
フランジの劣化により、下水の臭いが排水管から漏れ出しているかもしれません。 - 床材の変色や劣化が見られる
水漏れが長期間放置されると、床材にシミや変色が現れる可能性が高まります。 - 便器を使用する際のぐらつき
フランジの経年劣化または破損により、便器の固定が不安定になってしまったと想定されます。
まとめ
普段意識していない、存在も知らない部品が原因となって、毎日使うトイレが使えなくなってしまうことがあります。水漏れのようなトラブルの際、本記事でご紹介させて頂いた藤さまのように「最初は自分で直そうとしたけれど…」とおっしゃるお客様は多くいらっしゃいます。しかし、実際には、問題箇所の特定や適切な修理方法の判断は、専門的な知識と経験が必要です。素人が安易に修理を試みることで、状況が悪化したり、思わぬ危険を招いたりするケースもあります。
当社は、長年にわたり地域に密着した水道工事を行ってきた実績と、高い技術力を誇ります。数多くのお客様から厚い信頼をいただき、培ってきたノウハウを活かし、様々な水回りのトラブルに対応してきました。 熟練の技術者たちが、迅速かつ丁寧な作業で、お客様の不安を解消いたします。
些細な異変でも構いません。まずはお気軽にお電話ください。経験豊富なスタッフが、丁寧なヒアリングと迅速な対応で、お客様のお困り事を解決いたします。的確な原因究明と、最適な修理方法をご提案し、安心安全な施工で、快適な水回りの環境を取り戻せるよう、全力でサポートいたします。 ご自宅の水回りのトラブルでお困りの際は、どうぞ当社にご相談ください。 迅速で信頼できるサービスを提供いたします。
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