多くの方が、まず真っ先に床下の配管トラブルや便器の根元の破損、あるいは排水管の詰まりなどを疑われることでしょう。 確かに、それらはトイレの水漏れ原因として非常に一般的で、深刻な事態につながる可能性も秘めています。 しかし、実際には「トイレ下に水漏れがある」と弊社にお問い合わせいただいたお客様の、実に 6 割以上もの方が、床下とは全く関係のない場所からの水漏れが原因だったのです。
では、なぜ床下ではない場所の水漏れが、まるで床下から漏れているかのように見えるのでしょうか? そして、そもそも水漏れの発生源はどこにあるのでしょうか…?
本記事では、弊社がこれまで数多く手がけてきた実際の修理事例を基に、これらの疑問をとき明かしていきます。 具体的な事例を通して、水漏れの原因究明から適切な対処法までを分かりやすく解説することで、皆様の不安を解消し、的確な判断のお手伝いができればと考えております。 ぜひ最後までお読みいただき、ご自宅のトイレを守るための知識として役立てていただければ幸いです。
「2階のトイレの水漏れが1階に影響しないか心配」二世帯住宅からのSOS
ある日、二世帯住宅にお住まいの山本さま(仮名)から、「2階のトイレの床がいつも濡れていて心配」とのご連絡をいただきました。40代の山本さまご夫婦は、小学生のお子さま2人と一緒に2階で暮らし、1階には山本さまのご高齢のご両親が住んでおられます。「床を拭いても翌朝にはまたうっすら水が溜まっていて、1階の両親の住居スペースにまで影響してしまわないか不安です」との切実なご相談でした。特に、「両親も2階のトイレを使うことがあり、トイレの水漏れに気づかずに足を滑らせ転倒などのトラブルを起こすかもしれないと考えると心配で…。早めに修理をお願いしたいです。」とのことでした。我々は即座に調査に向かうことになりました。
水漏れ原因は…温水洗浄便座のパッキンの劣化
調査の結果、水漏れの原因は山本さま宅の温水洗浄便座の内部タンクに使用されているパッキンの劣化が水漏れの原因でした。このパッキンは、水を流すたびにタンクから便座へ水を供給する際に重要な密閉機能を果たすものです。ご利用の温水洗浄便座は瞬間式ではなく普及率の高い貯蔵式で、内部タンクを持つ設計です。この内部タンクと便器自体を繋ぐパッキンが劣化し、密閉機能が損なわれていたため、水漏れが生じていたようです。こういったトラブルの場合、修理ではなく温水洗浄便座の交換で対応するケースが多く、山本さまのお宅もそのように修理対応させていただきました。

温水洗浄便座の交換で対応
温水洗浄便座の交換による修理対応を実施しました。以下の手順で安全かつ確実に交換作業を行いました。- 水道元栓を閉じて安全を確保
- 古い温水洗浄便座を取り外し、給水ホースや配管の状態を確認
- 新しい温水洗浄便座を取り付け、接続部分をしっかり固定
- シールテープを巻いて密閉性を向上
- 水道元栓を開け、水漏れがないかを入念にチェック

トイレ全体の交換もご提案
修理の際、山本さまにトイレ全体の交換も提案しました。その理由は、今回の水漏れの根本的な原因が温水洗浄便座の経年劣化によるものであり、再発のリスクが高いためです。最新型のトイレは、温水洗浄便座と一体化したモデルや耐久性に優れた仕様が多く、今回のトラブルのように部品の劣化による水漏れリスクを低減できます。また、掃除のしやすさや節水性能も向上しており、今後のメンテナンス負担も軽減されます。山本様もトイレ全体の交換について前向きにご検討されましたが、「突然のトラブルだったので今回は便座の交換のみにします。トイレ自体の交換については時間をかけてゆっくり考えますね」とおっしゃっいました。また、「もし便座交換を依頼する際は、また相談に乗っていただければありがたい」と、うれしいお言葉をいただきました。
さらに、今回の温水洗浄便座の交換修理についても、「これでまた家族全員が快適に暮らせます。本当にありがとうございました」とお喜びの声をいただき、私どもも大変うれしく思いました。

温水洗浄便座からの水漏れがトイレ下からの漏れに見える理由
さて、最後にもうひとつの疑問についてご説明させて頂きたいと思います。なぜ温水便座から漏れた水が、床下の水漏れに見えたのか、という点です。その答えは、以下のような事象がトイレで起こっていたからなのです。- 漏れ出た水は便座の外側を伝い、便器の外周を流れていく
- 毛細管現象により床と便器の接合部やわずかな隙間を這うように広がり、床が濡れてしまう
- この流れによって、温水便座からの水漏れが床下の水漏れに見えていた
さらに、床下に漏れた水を都度拭き取る対処では、床材への水分の浸透で腐食を引き起こす恐れや、水漏れが床下に広がり家屋の構造自体にダメージを与えるリスクもあります。また、目に見えない部分でカビが繁殖することで、空気環境に悪影響を及ぼす可能性もあるのです。これらを踏まえ、同様の問題が起きた際は早めの対処をおすすめします。
まとめ
トイレの水漏れは、原因がさまざまで対応方法も一律ではありません。例えば、今回の事例のように温水洗浄便座のパッキン劣化が原因の場合、修理をするか温水洗浄便座を交換するかなどによって対応が異なります。当社では、どちらの対応であってもサポートさせて頂ける体制を整えております。
また、そもそも交換が必要なのか、それとも修理で十分なのかといった判断に迷われる場合も、しっかりとお客様のお話を伺い、お住まいに最適なご提案をさせていただきます。無理に交換をおすすめすることはなく、状況に応じた解決策をご案内いたしますので、安心してご相談ください。経験豊富なスタッフが丁寧に対応し、最適な解決策を一緒に見つけてまいります。
さらに、当社ではメールフォームを活用した迅速な見積もりサービスもご利用いただけます。お手持ちのスマートフォンで状況を撮影し、送信していただくだけで、よりスムーズに対応を進めることが可能です。
地域密着型の水道業者として、お客様に安心と信頼をお届けできるよう努めております。トイレの水漏れに関するお悩みは、どうぞ当社にお任せください。
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